『有吉の壁』（日本テレビ系）、『千鳥のクセがスゴいネタGP』（フジテレビ系）といった人気番組だけでなく、今年から冠番組『かがやけ！ミラクルボーイズ』（テレビ神奈川）もスタートし、勢いに乗るかが屋の加賀翔と賀屋壮也。バラエティーでも人気だが、やはり彼らの真骨頂はネタや舞台にある。5、6月に有観客としては3年ぶりとなる単独ライブ「瀬戸内海のカロ貝屋」を開催し、盛況のうちに幕を閉じた。そのほかにも様々な劇場に顔を見せる彼らは、どんな笑いを追求しているのだろうか。単独ライブでの意外なエピソード、吉本興業の劇場に出演するメリット、大阪公演の反応の違いで感じたこと、今後やってみたい笑いなど、外からは見えないコンビの実情に迫る。<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2022/08/32d9ffbfaf4fe61ddc4bebf6d7056676.jpg?__cld_token__=exp=1722127896~hmac=157f6145661d5cf2cea22ed56c911b7de5c60d6a4f29673efd710a7cc0213b82" alt="" width="580" height="386" data-asset-id="128125"><figcaption>今年から冠番組もスタートし、勢いに乗る「かが屋」の加賀翔（写真左）と賀屋壮也（同右）（撮影：スギゾー）</figcaption></figure><h3>僕が発信しないと加賀くんのすごさは誰もわからない</h3>――5月の単独ライブ「瀬戸内海のカロ貝屋」を拝見して、今ここまで人の機微で笑わせるコント師はいないなと思いました。アドリブの笑いに逃げないイメージが強いですけど、実際のところはどうなんですか？加賀：うわ、これ賀屋さんどうですか？賀屋：それで言ったら、私はいらんことをする派ですね。

フリーランスの編集／ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。2021年4月に『志村けん論』（朝日新聞出版）を出版。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中。http://s-akira.jp/

鈴木旭

取材・文

スギゾー

撮影

『有吉の壁』、『千鳥のクセがスゴいネタGP』といった人気番組だけでなく、今年から冠番組もスタートし、勢いに乗るかが屋の加賀翔と賀屋壮也。バラエティーでも人気だが、やはり彼らの真骨頂はネタや舞台にある。

コント職人・かが屋が明かす「他事務所芸人との交流が生む刺激」

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