

ダイヤモンド「地上波じゃ背負えない笑い」を見せる二人の本音
2021年の元日に放送された『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「おもしろ荘」で優勝を果たしたお笑いコンビ・ダイヤモンドの野澤輸出と小野竜輔。彼らの笑いは「わかりやすさ」が求められる今の時代には珍しく、「ニュアンス」を肝としている。
彼らはどんな道のりでチャンスをつかんだのか。コンビ結成の経緯やそれぞれのルーツ、芸人のYouTube事情や同期であるニューヨークに対する思いなど、二人の核心を赤裸々に語ってもらった。

テレビ向きではない生粋のテレビっ子
――まずは「おもしろ荘」の優勝おめでとうございます! その後、朝の情報番組『スッキリ』『シューイチ』や『ぐるナイ』(いずれも日テレ系)の「ゴチになります!22」にも出演されましたが反響はありましたか?
小野:反響はそうですね……。今までテレビまったく出てなかったので、いろんな方から連絡をいただいたりはしたんですけど。手応えはなんかあんまなかったですね、うまくいったなっていうのは別になくて。
野澤:いろんな朝の番組とか出してもらってありがたかったですけど。変わったかというと……う~ん、まぁ変わったのは変わったんですけど、劇的でもないっていうのもあれですけど(笑)。