乗客は原則14日間、船内に留まることを余儀なくされた。パンデミック一歩手前の正念場<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/media2020-02-06-25_l.jpg?__cld_token__=exp=1725838097~hmac=3b0ddb17ec2c682389f598a81f81bb628495ade91cc4b8d48020fed03b28c709" alt="新型コロナウイルス対策よりサービス優先で蔓延した豪華客船の悪夢" data-asset-id="7199"></figure>横浜港沖に停泊するダイヤモンド・プリンセス号。検疫が終わるまでの14日間、洋上を漂い続けることとなる　富裕層がクルージングを楽しむ豪華客船が一転して悪夢のような「隔離船」となった――。２月５日、ダイヤモンド・プリンセス号の乗船者10人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、約3700人の乗船者が原則として14日間、船内に留められることになった。そのときの様子を乗客の女性が振り返る。