<h3><span class="strong-in-content">暴力団取材の第一人者　溝口敦氏が特別寄稿</span></h3><p><span class="strong-in-content">絶対的ナンバー2・髙山清司若頭の出所から1年<br>いまも全国各地で銃撃事件が発生<br>いったいどうなるのか？</span></p><h3>六代目山口組・髙山清司若頭（73）</h3><figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/9412efa8dcdd9b107229ef8bd7c10b01.jpg?__cld_token__=exp=1725838191~hmac=96d71ff6271d2dc99f069d5e65400564375251254b15d6a21e610c2bed34dd7e" alt="" data-asset-id="68650"><figcaption>絶対的ナンバーツーと言われる髙山若頭（中央）。七代目に就くというウワサも絶えない。写真は昨年11月、墓参りに上京した際に撮影</figcaption></figure><p>今から36年前に山口組から一和会が分裂、双方で死者29人、負傷者66人を数える山一抗争が勃発したが、山一抗争は４年８ヵ月で一応決着を見た。</p><p>今なお続いている山口組の分裂抗争は約５年前に発生したが、いまだに決着はつかず、そのメドさえついていない。</p>

ノンフィクション作家、ジャーナリスト。’42年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。ヤクザ取材のエキスパートとして知られる。著書に『食肉の帝王』『山口組三国志 織田絆誠という男』など多数