

シリーズ 最新治療の名医たち――12 肺がん部分を切り取り戻す自家肺移植チームの実力

病気のダメージを受け、強く癒着した肺を丁寧に電気メスで剥離していく大藤医師。頭部に装着しているのは4.2倍に見える拡大鏡
Photo:浜村菜月
国内でも数少ない「肺移植」を行う岡山大学病院。その技術を利用し、全摘と診断された肺がんを一旦、摘出し、がんに侵されていない部分を体外で切り分け戻す「自家肺移植」。この治療を国内で初めて成功させた移植チームの技術力に迫る―。
病気のダメージを受け、強く癒着した肺を丁寧に電気メスで剥離していく大藤医師。頭部に装着しているのは4.2倍に見える拡大鏡
Photo:浜村菜月
国内でも数少ない「肺移植」を行う岡山大学病院。その技術を利用し、全摘と診断された肺がんを一旦、摘出し、がんに侵されていない部分を体外で切り分け戻す「自家肺移植」。この治療を国内で初めて成功させた移植チームの技術力に迫る―。