

今春、再稼働認可される原発「最終4候補」ここだ

原子力規制委員会の田中俊一委員長。政界からの「圧力」を受ける
Photo:鬼怒川 毅
現在、全国8電力会社が、浜岡原発を含め10原発17基の安全審査を原子力規制委員会に申請している。その中のいくつかについては、早ければ春にも規制委が〝合格〟を出し、夏には再稼働に向かうとみられている。
もっとも先行しているのが、九州電力の玄海と川内(せんだい)、四国電力の伊方、関西電力の大飯の4原発だ。昨年7月から審査が始まっており、各電力会社が「再稼働に必要な要件をクリアしている」と胸を張る。あとは規制委の認可を待つだけ、という状態だ。