

松島みどり先生 「私は東大」「私は特別」イヤミな全言動
国民を愚弄する答弁も、議員宿舎の〝特例〟使用も、公用車の〝チェンジ〟も「私だけは問題ない!」

いきなり窮地に立たされた松島大臣。第1次安倍内閣は大臣の辞任が相次ぎ、短命に終わった。安倍首相にとって、悪夢の再来となるのか
Photo:鬼怒川 毅
10月10日、3連休前の金曜日でひときわにぎわう東京・麻布の夜。うやうやしくSPに専用車のドアを開けられ、先導されて超高級中華料理店『富麗華』に入るのは、松島みどり法務大臣(58)だ。
食事の相手は茂木敏充・自民党選挙対策委員長(59)。ともに東京大学卒で、9月まで茂木氏が経産大臣を、松島先生が同副大臣を務めていた。「朋友(ぽんゆう)」と呼び合う二人は、何を話すのか。次期選挙対策か、大臣、副大臣時代の思い出か、それとも……松島先生の進退だろうか。
9月3日に発足したばかりの第2次安倍改造内閣に、早くも危機が訪れている。女性登用に躍起の安倍晋三首相(60)の肝煎(きもい)りで法務大臣となった松島先生が、野党から辞職を迫られているのだ。