

落日・サムスン444億円ビル売却して日本スマホ市場から撤退へ!
スマホの日本でのシェアはたった4%。東南アジアへシフトするも中国勢に追い上げられ…

六本木ティーキューブの22〜26階は長期滞在型の高級宿泊施設で、1階には韓国料理店が入っている
東京・六本木にそびえる、高さ138m、27階建てのビル「六本木ティーキューブ」。16〜20階のフロアに入っているのは、韓国のGDPの約5分の1を稼ぎ出す財閥、サムスングループの日本拠点だ。ハードワークで知られるタフなサムスンマンたちが日夜を問わず働き、夜中でも煌々(こうこう)と明かりが輝いている。
だが、この不夜城からサムスンの明かりが消える可能性が出てきた。サムスングループは、保有するティーキューブの57%の権利を売却し、日本法人本社を移転することを検討しているというのだ。