

福井大准教授が教え子を殺すまでの「禁断の5ヵ月」全詳報
〝赤とんぼ魔王様〟
エリート研究者と25歳大学院生の「家族ぐるみの付き合い」の裏で何が

ツララを持って笑う菅原さん。「真面目で研究熱心」と誰もが口を揃える(フェイスブックより)
「クルマで10分走れば、赤とんぼの調査にもスキーにも行けます。ここはフィールドワークには最高の環境です。一生住み続けたい。私の子供たちも、『勝山に来てよかった』と言っています」
福井県勝山市で研究者人生を謳歌していた「赤とんぼ先生」は、周囲にこう語っていたという。そんな理想の地で、なぜ教え子を殺めたのだろうか――。