

「放射能は怖くない」御用学者の洗脳セミナー体験ルポ
バスをチャーターして旅行、食事会。「タバコやコーヒーより汚染食品のほうが安全です」

伊達市に向かう車中で、福島第一原発からの放射性物質の流れを説明する半谷氏。セミナー開催前に、800ベクレルの福島産イノシシ肉を食べたと話す

会場の黒板に書かれた試食会メニュー。各食材は放射能測定結果とともに廊下に並べられ、100ベクレルを超えるものも
「セシウムに汚染されたキノコ入りのご飯を食べるより、コーヒー1杯を飲むほうが寿命が縮まるんです。放射能を気にする必要はありません」
福島の住民も参加した会場で熱弁をふるう講師。彼の口からは、にわかに信じがたい言葉が次々に飛び出す。