

奄美のフグが造る「海底ミステリーサークル」の驚異!
世界の新種トップ10にも選出!
アマミホシゾラフグ

メスの産卵のため、オスが体全体を使って造る、直径約2mの"ミステリーサークル"。これほど複雑な産卵巣を造る例は他にはない
水深25mの海底に突如としてあらわれる直径2mほどの見事な円形の幾何学模様――。鹿児島・奄美(あまみ)大島で、20年以上前から地元民たちに「ミステリーサークル」と呼ばれ、畏(おそ)れられてきた。実はコレ、「アマミホシゾラフグ」なる、体長約12cmの小さなフグが造りだしたものだったのだ。