

ロンドン警視庁も防げなかった地下鉄テロ
「シリアのために」――携帯に残されていた「イスラム国」画像

刃渡り7.5cmのナイフで二人を刺し、一人を脅した後、大声で何かを叫びながらナイフを突きつけるムハイディン容疑者
「イギリスは12月3日に過激派組織『イスラム国』(IS)への空爆をイラク領内からシリア領内に拡大したばかりで、"報復テロ"を警戒していた矢先だった。ロンドン警視庁がマークする国内の要注意人物は約2000人いるとされますが、その中に今回の容疑者は入っていませんでした。『パリと同じことはさせまい』と気を引き締めている最中に事件が起こってしまったのです」(全国紙外報部記者)