

連載 斉藤和巳の「エース脳」マウンドから見たドラマの裏側 第4回 「いい球を投げすぎた」阪神・藤川「反省の弁」の意味

5回までリードを守りきれないケースが目立った阪神・藤川。先発5試合の成績は1勝2敗、防御率6.12
古巣復帰のシーズンを先発投手としてスタートした阪神・藤川球児(35)ですが、結果が残せず、わずか登板5試合で中継ぎへ配置転換となりました。先発1試合目の中日戦でKOされた後には「いい球を投げすぎた。手詰まりになった」というコメントがスポーツ紙を飾りました。どうして実績十分な球児が先発に失敗したか。その理由がこの反省の弁に表れています。