<h2>第4回　あんなに愛していたのに…江利チエミとの結婚生活が破綻した理由</h2><figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/archive82935_2_l.jpg?__cld_token__=exp=1725838277~hmac=43fe106fa3d3f5a3e8ed3b251521c81cd0964b6959cb4f0a95aee97b3d9ffe4a" alt="【短期集中連載】FRIDAYノンフィクション　高倉健が愛した女と男 画像1" data-asset-id="41301"></figure>1960年2月、結婚1周年を迎えた頃の高倉健と江利チエミ。東京・世田谷の自宅にて高倉健（享年83）こと小田剛一(たけいち)が、江利チエミの代表曲「テネシー・ワルツ」を知ったのは、まだ明治大学に通っていた頃だった。「ジャズやシャンソン……。私たちの若いときは、皆が西洋かぶれでした。で、私が高校生のとき、兄が『おい敏子、これを聞いてみろ』とレコードを東京から持ち帰ったことがあったんです。その曲がチイちゃん（江利チエミのこと）の『テネシー・ワルツ』でした。大変なヒットでした。兄よりずっと先にスターになっていましたから、もともと憧れていたのは兄のほうだったんです」