陸上女子七種競技のヒロイン<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/media2020-07-30-34_l.jpg?__cld_token__=exp=1725838750~hmac=efb6117fc5b14738742617b488a3fa51605c6a550329da3a717eb7c2719b2606" alt="東京五輪を目指す「美しき鉄人」ヘンプヒル恵 「圧倒的な肉体」" data-asset-id="3727"></figure>ケガから順調に回復。瞬発力の高さが彼女の持ち味で、ハードルや走り幅跳びで他の選手を引き離した。168㎝　100ｍハードル、走り高跳び、砲丸投げ、200ｍ走、走り幅跳び、やり投げ、800ｍ走を２日間で行う「女子七種競技」。その過酷さから、勝者は「クイーン・オブ・アスリート」と称される。　７月26日に閉幕した陸上・東京選手権でその栄冠に輝いたのは、アメリカ人の父と日本人の母を持つヘンプヒル恵(めぐ)(24)だ。美女アスリートとしてメディアにたびたび取り上げられてきた彼女は、日本歴代２位の記録を保持する実力者。だが、’17年に左膝の靱帯を断裂、昨年は足首を故障し、２ヵ月間も競技を離れていた。　大会を取材したスポーツジャーナリスト・折山淑美氏はこう語る。