<h3>森友疑惑で「記録が残っていない」を連発した<br>前財務省理財局長が「ご栄転」</h3><figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/media2017-07-13-91_l.jpg?__cld_token__=exp=1725838375~hmac=3589c209fcf9bbb02beae4b96f9a688d9bca107e3c2aa59d2a83125c1411ec1e" alt="佐川宣寿国税庁長官「まさか納税記録は破棄しませんよね」" data-asset-id="36517"></figure><p class="legacy-gold-caption">月曜日の朝、金曜日の夜とは違う紙袋を携えて出勤。中身もわざわざ入れ替えているのだろうか……？</p><p>　7月7日、金曜日の夜8時半。東京・世田谷区の住宅街の一角に、1台のタクシーが止まった。</p><p>　降りてきたのは、佐川宣寿（のぶひさ）・前財務省理財局長（59）。7月5日に国税庁長官に「栄転」したばかりだ。右手にはタクシーの領収書、そして左手には2つの紙袋。本誌記者が直撃をしようと近づくと、こちらに気がついたのか、キッと口を結んで、うつむいたまま歩き出す。</p>