

佐川宣寿国税庁長官「まさか納税記録は破棄しませんよね」
森友疑惑で「記録が残っていない」を連発した
前財務省理財局長が「ご栄転」

月曜日の朝、金曜日の夜とは違う紙袋を携えて出勤。中身もわざわざ入れ替えているのだろうか……?
7月7日、金曜日の夜8時半。東京・世田谷区の住宅街の一角に、1台のタクシーが止まった。
降りてきたのは、佐川宣寿(のぶひさ)・前財務省理財局長(59)。7月5日に国税庁長官に「栄転」したばかりだ。右手にはタクシーの領収書、そして左手には2つの紙袋。本誌記者が直撃をしようと近づくと、こちらに気がついたのか、キッと口を結んで、うつむいたまま歩き出す。