疑心暗鬼になった独裁者が側近を 粛清することでクーデターを誘発する狙いも<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/media2017-08-03-106_l.jpg?__cld_token__=exp=1725837529~hmac=c8c6d726203fb6db88fef024ccf23806fbebac2184436c4056d67a8d09594baf" alt="" data-asset-id="35897"></figure>ICBM発射後、幹部らと成功を喜ぶ金正恩委員長。今回の発射は「米国に重大な警告を送るため」という「仮にアメリカが軍事行動を起こせば、北朝鮮は同盟国、つまり日本や韓国内の米軍基地を反撃のターゲットにすると考えられます。そのため、同盟国内で一致した方針を持つ必要がある。北朝鮮がこれ以上挑発的な行為を続けるのであれば、アメリカが何らかの軍事行動を起こす可能性はあるでしょう」　そう話すのは、米ジョンズ・ホプキンス大学の北朝鮮問題研究グループ『38ノース』のアナリスト、マイケル・エルマン氏だ。