<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/media2017-12-14-108_l.jpg?__cld_token__=exp=1725841196~hmac=1b4104d3cb8c79f640d2eab1ec23ed807093348b75b39f931dc37adc71ebd10f" alt="連載　斉藤和巳の「エース脳」マウンドから見たドラマの裏側　第78回 速球派投手が陥る「回転数神話」のワナ" data-asset-id="30854"></figure><p class="legacy-gold-caption">ダルビッシュは深く沈み込むフォームなのでリリースポイントが打者に近く、そのぶん、球威が増す</p><p>　今季、プロ野球界で大きな話題となったのがレーダー弾道測定器の「トラックマン」です。投手ならボールの回転数や角度やリリースポイントの位置、打者なら打球速度や角度などが数値化できるというもので、すでに7球団が本拠地に設置済み。オールスターのテレビ中継では、ボールの伸びを表すとされる指標「SPV」（回転数を球速で割った数値）が紹介されるなど、新たな野球の見方として脚光を浴びました。</p>