

痛み止めを飲みながらの4回転 羽生結弦「金メダルへの軌跡」
まさかの故障から3ヵ月、絶対王者が成し遂げた
「奇跡のV2」その舞台ウラを振り返る

フリープログラムで4本の4回転ジャンプを成功させ、吠える羽生。演技を終えた瞬間に勝利を確信したという
「ケガのせいで練習ができず、多くの方に心配をおかけしましたが、いままで以上の強い応援をいただくことができました。本当に恵まれていたなと思います」
「絶対王者」が舞い戻ってきた。2月17日、平昌五輪の男子フィギュアスケートで合計317.85点をたたき出し、金メダルを獲得。奇跡の「五輪Ⅴ2」を達成した羽生結弦(23)は、大舞台での圧巻の演技を冒頭のように振り返った。