

さらば、ファントム戦闘機 日本の空を守り続けて40年
報道カメラマン横田徹によるフォトルポルタージュ

国籍不明機の領空侵犯に備えて、百里基地のファントムはスクランブル指令後5分で離陸できる状態にある
"ファントム"の愛称で呼ばれるF-4が、ついに退役の時を迎えようとしている。同機は現在、茨城県百里基地に所属する戦闘機部隊の301、302飛行隊と、偵察任務を行う501飛行隊に配備されている。ファントムは、ベトナム戦争にて米軍の主力戦闘機として活躍し、その後は世界中の空軍に配備されたベストセラー戦闘機で約5000機が製造された。