

劇団・樹木希林、喝采のなか終幕〔メモリアルフォト〕
遺影も葬儀段取りも決めてあった「主演・脚本・演出」すべて自分

9月17日昼、出棺を見送る遺族・関係者。娘婿の本木雅弘(右から2人目)、本木の長男のUTA(右端)らが棺を運んだ。遺影を持っているのは孫の伽羅(きゃら)(中央)
「樹木さんは最後まで自分の仕事は全て自分で決めていました。亡くなる数ヵ月前にお会いした時も、自分で車を運転してスタジオ入りしていましたね。生前から『遺影もお葬式の段取りも全部決めてあるの』と言っていて、本当に自分の人生を生ききったのだと思います」(樹木希林さんと親交があった映画ライター)