<h3>「ここから出してくれ……」<br>″燃える闘魂″は４畳半に押し込まれ、<br>やせ細り激しく衰弱していた――</h3><h3>実弟・啓介氏が明かすカリスマの哀しき晩年</h3><p><span class="strong-in-content">「啓介、何とかしてくれよ……。一刻も早くここから出してほしい」</span></p><p>昨年７月、猪木啓介氏（75）のもとに、一本の電話がかかってきた。10年以上連絡が途絶えていた兄・アントニオ猪木本人からの電話だった。</p><p>「元気ですかーッ！」と日本を明るくし続けてきた″燃える闘魂″の弱々しいＳＯＳに、啓介氏は言葉を失った。</p>