

「プリウス」「ランクル」を自動車ドロボー組織が狙う
「車種別盗難件数」&「盗難手口」リスト公開

イモビカッターを運転席の下にあるソケットに差し込む様子。これでスマートキーや車体の電子ID情報を無効にし再登録することができる
リレー・アタックによる盗難事件は、日本でも広まりつつある。自動車盗難防止装置の製造販売を手掛ける「加藤電機」の加藤学社長が話す。
「3年ほど前から、リレー・アタックによる盗難ではないかという事件が起きています。’17年初頭には愛知県半田市のオートバックスで、クラウンの盗難事件がありました。車の持ち主はスマートキーでドアを閉め店内に入ろうとすると、『ピッピッ』というロックを解除する音を聞いたそうです。振り返ると、すでに車は走り去っていた。わずか数秒のことだったといいます」