続々認可の特効薬　約3300万円のキムリア、約1000万円のオプジーボなど取材・構成:青木直美（医療ジャーナリスト）&nbsp;<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/media2019-05-23-125_l.jpg?__cld_token__=exp=1725839996~hmac=1de831f7f6ecc72655431787ec96942f4912c4fea101a00047fb8918d7433287" alt="高額のがん最新治療薬　実際に患者が払うのはいくら？" data-asset-id="13409"></figure>免疫チェックポイント阻害剤や分子標的薬、抗がん剤治療の患者負担について語る谷川啓司医師「がん免疫療法や分子標的薬など、年々新しい治療薬が開発されています。がん治療の選択肢が増えてきたのはありがたいことです。ただその一方で、いざ自分や家族にその治療が必要になったときに、薬の費用をちゃんと払い続けられるか不安です」　筆者はこれまで多くのがん専門医や患者本人に取材してきたが、最近、よく耳にするのは、冒頭のような高額治療薬への期待と不安が入り交じった声である。