

糖質制限で突然死!? カラダにいいダイエット「最終結論」

いまやメタボリックシンドロームの該当者は約400万人にのぼる。まさに肥満は国民病になっているのだ
「手っ取り早く体重を落とすダイエット法として、糖質制限が流行しています。ただ、過度な糖質制限をすることで、腸内細菌のバランスが崩れてしまう。悪玉菌が増えて善玉菌が減ってしまうんです。それと同時にカラダにストレスがかかり、脳をはじめとした臓器に炎症が起きます。その結果、各臓器の老化が早まってさまざまな病気を引き起こし、寿命が縮まってしまう。まさに悪循環です。もし糖質制限をするならば、きちんと専門家のもとで行う必要があります」
こう語るのは、東北大学大学院農学研究科の都築毅(つよし)准教授(食品機能学)だ。