<h2>「刺激を受けた」という、 “ハイブリッドコント芸人”の台頭</h2>コント日本一を決める大会「キングオブコント」の第1回から出場し、これまで4度の決勝進出を果たしているザ・ギースの高佐一慈と尾関高文。実力派でありながら、今年に入って初の漫才ライブを開催したり、尾関がピンネタライブに挑戦したりと、いまだコントの可能性を追求し続けるスペシャリストだ。&nbsp;そんなストイックな2人であれば、キングオブコントという大会の変遷、コント自体の移り変わりを誰よりも熟知しているに違いない――。なぜ今年の大会はここまで盛り上がったのか、ネタと審査方式の関係性、東西や世代におけるコント作りの違いなど、余すところなく語ってもらった。&nbsp;<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2022/07/gees.jpg?__cld_token__=exp=1725840604~hmac=9b311e68bc5726fdcbe42c06a457cc9feb9502da95a50c17c66514e52d5ec8d2" alt="" data-asset-id="123739"><figcaption>ザ・ギースの高佐一慈（左）と尾関 高文（撮影：スギゾー。）</figcaption></figure>――今年のキングオブコントでは残念ながら決勝進出ならず。ただ、準決勝の第2ブロックで「一番ウケていた」との声もありました。尾関：正直、そんな気持ちはあったけど……。&nbsp;高佐：いやいや、出ちゃってるから（笑）。準決勝って2日間あるんですけど、1日目は思ってたより反応がよくて。割と体を使ったネタで、もしかしたら今後もやるかもしれない。&nbsp;

鈴木旭

取材・文

スギゾー。

撮影