

ラグビーW杯 南アフリカを頂点に導いた神業PGとヤンチャ坊主
プールステージで主力を温存した、エラスムス監督の完璧な「ピーキングマネジメント」

表彰式で、優勝トロフィー・エリス杯を頭上に掲げ、喜ぶコリシ主将と南ア・フィフティーン
11月2日、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ『ラグビーワールドカップ2019日本大会』がついに幕を閉じた。優勝トロフィー『ウェブ・エリス・カップ』を手にしたのは南アフリカ。’07年以来となる3度目のVである。127年の同国ラグビーの歴史の中で初めて黒人主将となったシヤ・コリシ(28)がチームの結束を高め、みごと栄冠を勝ち獲ったのだった。