

老人ホーム連続転落死事件 今井隼人被告から届いた200枚の手記
元施設職員
’16年2月に逮捕され、’18年3月に一審で死刑判決
自供を翻して無罪主張を続ける中、まもなく控訴審も結審へ
「裁判の結果についてはなるべく考えないようにしています」
東京拘置所の面会室。事件発生後の直撃取材から、約5年半ぶりに対面した男は、筆者の「やはり死にたくないですか?」との問いに、アクリル板の向こう側で、目を逸(そ)らして数秒考えるような素振りをした後、こう淡々と答えた。