

おせち料理から焼肉、スポーツジムまで…「ぼっちライフ」の極め方
‘30年から‘35年にかけて日本人の約半分の世帯が単身者となり、ますます「ぼっち産業」が隆盛に

一人でいることは、自分を見つめ直すきっかけにもなる。ヒロシはソロキャンプにハマってから体調もよくなったという
芸人のヒロシ(47)は、一人でも人生を楽しむ「ぼっちライフ」のプロフェッショナルだ。
「元々キャンプが好きで、友達と一緒に楽しんでいました。それはそれで楽しかったのですが、待ち合わせに始まり、食事や焚(た)き火などでどうしても他人に合わせる必要が出てきます。それにストレスを感じるようになり、だったら一人で行けばいいじゃないか、と思って始めたのがソロキャンプです。すっかりハマってしまいました。自然の中に一人でいることで他人といるよりも余計に感覚が研ぎ澄まされるし、リラックスできる。ソロキャンプは、成熟した大人だからこそできる遊びと言えるでしょうね」