

“上級国民”「池袋自動車暴走・飯塚幸三事件」とはなんだったのか
被告は過失を認めないまま控訴を断念し、
90歳にして収監決定
被害者遺族は「最後の会見」を開催
「いまも朝起きたときと、夜寝る前にお線香をあげています。いつも2人と一緒にいるという気持ちで語りかけているのです。判決が出たとき、2人には『終わったよ』とだけ報告しました。天国から『お疲れ様』くらいは言ってくれているんじゃないかなと思います」
そう話すのは、松永拓也さん(35)。’19年4月に東京・池袋で起きた自動車暴走事故で、松永さんは妻の真菜さん(享年31)と娘の莉子ちゃん(同3)を亡くした。