

34歳長男が激白 「林眞須美死刑囚の家族として生きるということ」
和歌山カレー事件発生から23年がすぎて
「思い出せば出すほど、事件前は幸せな家庭でした」
「僕ら家族は、心が一回死んでしまった」
友人を失い、職場を追われ、フィアンセも去った
「両親が逮捕されたのは、小学校の運動会当日の朝でした。直後に僕らは児童養護施設に行くことになりました。慌ただしく家を出るときに台所を覗くと、母の作りかけのお弁当が残されていたことを今も覚えています。あのとき母の手料理を食べておけばよかった……」