

巨大土石流の襲来に備えよ! 日本全国5大警戒エリア
ハザードマップで徹底解説
「地球温暖化によって日本近海の海面温度が上昇し、大気中の水蒸気量が増加したことで、巨大台風や記録的な長雨などの異常気象が起きやすくなっています。台風が勢力を保ったまま、北海道まで襲来する時代なんです。雨を原因とする災害のリスクが全国的に高まっていて、熱海のような土砂災害はどこで起きてもおかしくありません」(『リバーフロント研究所』技術審議役の土屋信行氏)
本誌は急傾斜地や渓流地が密集し、危険な土石流が起こりやすい「5大警戒エリア」をマップ化した。以下、土屋氏の解説のもとひとつずつ見ていこう。