

リオ五輪金メダリスト白井健三 父が息子に伝えた愛のメッセージ
6月16日、24歳での電撃引退を発表
誰よりも悔しさを知る父
「健三、やりたくなったらまたやればいい」
「本当に幸せな体操人生でした」
6月16日、体操の白井健三(24)が電撃引退を発表した。世界選手権とオリンピックで6つの金メダルを獲得した〝ひねり王子〟は、「選手としての未練は一つもない」と晴れやかな表情で語った。
『鶴見ジュニア体操クラブ』で3歳から白井を指導してきたのが、父・勝晃(まさあき)氏(61)だ。抱えてきた苦悩から引退の背景まで、誰よりも近くで見守り続けてきた父だから知る、息子との20年を聞いた。