本誌未掲載の闇トーークが炸裂闇営業問題は飛び火し、いまや吉本の分裂騒動にまで発展した。しかし、そもそもの原因を見極めなければ解決はない。なぜ、芸人は闇営業に手を染めるのか。なぜ、反社とのつながりを断てないのか。本誌だからできる徹底追及。<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/media2019-12-18-61_l.jpg?__cld_token__=exp=1725837462~hmac=f895f5f3bbecc087ae0695dc2325b24d2e60552cafbee6c6f26b6d32cbff6551" alt="総力特集「吉本興業と闇営業」巨大お笑い軍団を揺るがした大スキャンダル" data-asset-id="8517"></figure>’14年12月、都内のホテルで開かれた大規模詐欺グループの忘年会には、宮迫や田村亮ら８人の芸人が参加し、大盛り上がりだった<h2>吉本芸人から電話が殺到</h2>　すべての始まりは、東京都内のカラオケボックスだった。そこで、本誌記者が対面したのは柄物のシャツを着た一人の男。’15年６月にメンバー40人が一斉逮捕された、大規模特殊詐欺グループの元メンバーだ。この詐欺グループは、’13年から逮捕されるまでの約２年間で全国の高齢者数千人を騙し、100億円以上をボロ儲けした極悪犯罪集団である。　元メンバーはおもむろに携帯を出し、一本の動画を流し始めた。そこに映し出されていたのは、自身の代表曲『全てが僕の力になる！』を熱唱する『雨上がり決死隊』宮迫博之の姿だ。