

紀州のドン・ファン事件 和歌山地検が進める被告の「悪印象」固め
親族や会社従業員らを次々に呼び出し中
聞きたがったのは「早貴被告と野崎氏の性格」「離婚」について 公判維持は可能なのか?
離婚が成立し遺産が得られなくなることを怖れて殺害した――。和歌山地検はこの筋書きを裏付けるために躍起になっているようだ。
5月19日に「紀州のドン・ファン」こと資産家・野崎幸助氏(享年77)を殺害した容疑で起訴された元妻の須藤早貴被告(25)。検察は逮捕直後から野崎氏の関係者を次々に呼び出し、聴取を行っている。野崎氏の実兄・豊吉さんが言う。