

変異株に襲われたフィリピン「コロナ医療崩壊」の現実
オリンピック開催に固執すれば日本はいずれこうなる
病院の前に設置された仮設施設すら満員
コロナ以外の重病人が死亡するケースが続出
東京オリンピック開催の是非をめぐって揺れる日本。IOCは「必ず開催」と強気の姿勢だが、その流れに逆らうように、日本各地の病院は「医療崩壊寸前」と悲痛な声を上げている。自民党の二階俊博幹事長も「五輪中止」発言をして物議を醸(かも)したが、実際問題、開催によって感染が拡大すれば、元も子もない。そんな日本の懸念を「先取り」するかのような医療崩壊が今、同じアジアの島国、フィリピンで起きている。