

元グリーンベレーが協力 カルロス・ゴーン被告 大胆不敵な逃走劇
麻布→品川駅→新幹線→関西空港→トルコ→レバノン…すべての足取りを追った!

昨年3月、妻・キャロル氏と帰宅するゴーン被告。4月以降は接触禁止だった。特捜部は1月7日、偽証の疑いで妻の逮捕状も取った
カルロス・ゴーン被告と10年来の友人で、レバノン人コンサルタントのイマド・アジャミ氏が言う。
「ゴーン氏は海外へ出国し、自分で自分を弁護する道を選んだ。その計画を実行に移すためには、支援するグループが必要です。私がゴーン氏に近い人物から聞いた話では、そのうちの二人は元グリーンベレーの米国人と、警備会社に勤めるレバノン人でした」
ゴーン被告の遁走ルートが明らかになってきた。12月29日午後に住居を出たゴーン被告は、六本木のホテルでこの二人と落ち合い、新幹線で新大阪に向かった。関西国際空港からプライベートジェット(PJ)で脱出するためだった。