

カルロス・ゴーン 2月発売予定の本に記された「不都合な真実」
父親は「死刑判決を受けた殺人犯」だった

アルノー氏の取材は、ゴーン被告が逃亡直前に立ち寄ったとされる六本木の外資系高級ホテルで行った。フランス語版は2月5日に出版される予定だという
レバノンで会見をして以降、連日のように個別取材を受けては、日本の司法制度への批判と自身の無実を繰り返し主張している日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)。事態は膠着(こうちゃく)しつつあるが、そんななか、1冊の本が話題になっている。フランス人ジャーナリストによる『LE FUGITIF(逃亡者)』だ。