

着服金の大半は「乗馬クラブ」に 10億を横領した女の悲しき人生
住友重機械の労組から10年にわたって横領した金を馬やポルシェにつぎ込んでいた

田村純子容疑者は馬術競技用の馬を6頭所有するほか、地方競馬の競走馬も複数購入した(写真はフェイスブックより)
「田村さんは国際大会出場に必要なライセンスは持っておらず、あくまで趣味として馬術を楽しんでいましたが、馬に対する思い入れは半端なかったですね。普通は自分が所有する馬が故障したり、高齢になると手放してしまうものなんです。維持費が1頭で月15万円ほどかかりますから。ところが、彼女は絶対にそうせずに、『北海道の牧場で、余生を送らせてあげたい』『最期を看取る』と話していました」(親しかった乗馬仲間)