

柔道日本代表・阿部一二三×丸山城志郎 恩師が明かすライバル物語
取材・文:柳川悠二
66㎏の両雄は世界の2強 五輪よりも激しい国内の代表争い

7度戦って丸山城志郎(左)4勝、阿部一二三3勝。井上康生代表監督も「どちらが出ても金メダルを狙える」と期待を寄せる
日本の柔道男子66㎏級には、ふたりの世界チャンピオンがいる。
豪快な背負い投げを得意とし、’17年から世界選手権を2連覇した阿部一二三(ひふみ)(22・日本体育大学4年)と、昨年の世界選手権で初の世界一となった丸山城志郎(じょうしろう)(26・ミキハウス)だ。