

580億円を騙し取った「兜町の風雲児」中江滋樹の哀れな最期
巨万の富を築き一世を風靡した相場師は家賃4万8千円のアパートで焼死していた

中江氏が契約していた葛飾区内のアパート。最寄りの駅からは徒歩20分ほど。一人で暮らしていたと見られる
かつて「兜町の風雲児」と呼ばれ、巨万の富を築いた有名相場師の最期は、実に哀れなものだった。
2月20日、東京都葛飾区のアパートで火災があり、身元不明の焼死体が発見された。部屋の契約者の情報などから、投資顧問会社「投資ジャーナル」元会長の中江滋樹氏(66)と見られる。