

東日本大震災から9年 福島“居住禁止区域”に走るJR常磐線ルポ
3月14日に原発事故の影響で営業停止していた3駅が再開する。ゴーストタウンと化した街で復興を目指す人々を追った

運転再開を間近に控えるJR常磐線の双葉駅ホーム。双葉町は町のほぼ全域が帰還困難区域に指定されている
3月14日、福島第一原発事故に伴い営業を停止していたJR常磐線の3駅(双葉駅、大野駅、夜ノ森(よのもり)駅)が営業を再開する。だが、これら3駅の周辺は、「帰還困難区域」に指定されており、最短でも2022年まで居住禁止だ。住むことができない町に、電車が走る――。