

安倍首相の「越権行為」で教育現場が大混乱 一斉休校の“裏事情”
教師は困惑、保護者は怒り心頭。元文科省事務次官・前川喜平氏が断言する責任の所在

撮影時だけマスクを外してくれた前川氏。自身の講演も中止が相次ぎ、自宅で読書をして過ごしているという
「大規模なPCR検査を実施してこなかったこと、緊急事態宣言発令のタイミングが遅れたこと、そして、休業補償が定まらないこと。政治判断が後手に回り、諸外国より対応が遅れているのは明白でしょう。国民から批判の声が上がるのは当然です。私が長年携わってきた教育現場の混乱についても、責任の所在ははっきりしています」
元文科省事務次官・前川喜平氏(65)は、きっぱりとそう語った。