

なんだかカッコイイ ベルリン最優秀女優賞 黒木華は"女子弁"片手に妙なオーラ
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とある冬の夜、都内のスーパーをうろつく一人の美女。店内をひと通りまわった後、お弁当のコーナーへ向かう。今晩の夕飯だろうか、じっくりと吟味した末に選んだのはスープパスタだ。美女はパスタを手に取ると、レジへ向かった。
ソバージュヘアが印象的なこの美女は、女優の黒木華(23)。世界三大映画祭の一つ、『ベルリン国際映画祭』に出品されていた映画『小さいおうち』で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞したばかりで、いま最も注目されている若手女優である。
「京都造形芸術大学在学中の’09年に、野田秀樹氏のワークショップに参加したことがきっかけで見出され、舞台、映画、ドラマ、CMと活躍の場を広げています。次のNHKの朝ドラ、『花子とアン』では主役の吉高由里子の妹役。撮影は1月から始まっています」(テレビ局関係者)
そんな彼女の姿を本誌がキャッチしたのは、新宿で上演されていた舞台終演後の夜。劇場から出てきた黒木は出待ちのファンらにサインをしたり、握手を交わしている。舞台を終えたばかりにもかかわらず、疲れた表情は見せず、笑みを絶やさない。