

アジア大会は当確 川内優輝 必死の激走で本誌横断幕に気づかず(泣)

40km地点で本誌の横断幕の前を必死の形相で通過する川内。レース後、埼玉の自宅に帰り、翌朝から出勤といういつもどおりのハードスケジュールをこなした
Photo:濱崎慎治
「今日は心が折れそうになりました」
3月2日の『びわ湖毎日マラソン』で4位に終わった公務員ランナー、川内優輝(27)は、涙を拭いながら告白した。2週間前の熊本でのフルマラソンの疲労からか、一度は先頭集団から脱落。そこから必死の激走で8人抜きを見せたが、目標の2時間7分台には届かなかった。川内を見守り続けている本誌は、今回、大きな横断幕で応援したのだが、後半のゴボウ抜きに一役買えたのだろうか。