

マレーシア航空機"消滅"事件「5つの謎」を解き明かす

ボーイング777は高い安全性を誇る。まして自動操縦状態で機体トラブルが起きることは考えにくい
航空史上〝前代未聞のミステリー〟が発生した。3月8日午前0時41分(現地時間)にマレーシア・クアラルンプールを飛び立ち、北京に向かったマレーシア航空機370便が、約1時間後に忽然と姿を消した。12日現在、乗員・乗客239人の安否は不明のまま。9日にドアの一部と見られる物体や海面に漂う油膜が発見されたが、いずれも同機のものではなかった。いったい何が起こったのか。残された5つの謎を検証する。