この記事には、本誌未掲載の画像があります。<figure><img src="https://media.friday.gold/image/upload/dpr_2,f_auto,q_auto:eco/if_iw_gt_1280,w_640/v1/assets/2020/10/archive13910_2_l.jpg?__cld_token__=exp=1725837550~hmac=24fc7aaa0a013f7b1198f924fd842ccbc844682103243ca501e550530623df45" alt="マゲを結った遠藤「女を沸かせる五月場所」に密着 画像1" data-asset-id="52218"></figure>初日の取組前、支度部屋ですり足をする遠藤。緊迫感が漂い、ムダ口をたたく者は一人としていない空間だPhoto:小檜山毅彦　五月晴れに恵まれた5月11日。大相撲五月場所初日の両国国技館を大入りにした１万人超の観客のお目当ては、白鵬でも新横綱の鶴竜(かくりゅう)でもなかった。「キャ～ッ、エンド～ッ！」　いま、会場入りするだけで女性ファンを沸かせることのできる力士は、遠藤聖大(しょうた)（23）をおいてほかにないだろう。ピンクの浴衣にはブルーで「遠藤」の文字。背中にはド派手な昇り龍が飛ぶ。雰囲気はまるで往年の銀幕スターだ。