

「大勲位」も「勲一等」も! 勲章販売中 最高1億2000万円

文化勲章 880万円
文化の発展に功績のあった人物に贈られる。昭和12年に制定され、第1回の受章者は幸田露伴や横山大観ら9名だった。以後、江崎玲於奈、川端康成、山中伸弥らノーベル賞受賞者に授与された。なお、作家の大江健三郎や舞台演劇の功労者である杉村春子など、辞退した文化人たちも複数名いる
5月9日、春の叙勲の大綬章親授式が皇居・宮殿「松の間」で行われた。天皇から直接勲章を授与されるのは十数人だが、毎年春と秋、それぞれおよそ4000人が「旭日章」や「瑞宝章」などの勲章を受章する。マスコミ報道で、国民にお馴染みの行事だ。しかし、その勲章や褒章が売買されていることは、あまり知られていない。