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シリーズ最新治療の名医たち――17 "最後の砦"手術件数が日本一 肝臓がん手術の革新者

シリーズ最新治療の名医たち――17 
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この日の患者はアルコール性肝炎から左葉に10㎝大の肝がんが見つかった70代後半の男性。離断面の血管にその都度糸をかけ丁寧に結紮(けっさつ)止血し、1㎝の安全域をつけて左葉切除を行った

Photo:浜村菜月

「トカゲのしっぽ切り」。世間ではそんな言葉が飛び交うニュースが話題だが、人間の身体にも、トカゲのしっぽのように切り取っても復元力の高い臓器がたった一つ存在する。それが肝臓だ。腹部の臓器では最も大きく、成人で1200gほど。細かい血管が細部にまで広がり、別名"血の臓器"ともいわれる。同じ消化器でも、胃がんや大腸がんは、腹部に小さな穴を複数個開けて内視鏡で切除する「腹腔鏡(ふくくうきょう)手術」が普及しているが、出血量が多く難易度の高い肝臓がんの手術は、現在も開腹手術が主流だ。

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